海南市の一般会計当初予算案 総額246億円(写真付)

2018年02月15日 19時44分 ニュース, 社会

海南市はきょう(2/15)、前の年度をやや上回る、総額246億円余りの新年度・一般会計当初予算案を発表しました。

当初予算案を発表する神出市長(海南市役所で)

海南市の当初予算案は、大型の子ども園や新庁舎の整備・建設事業が今年度で終わった一方、来年度から、市民交流施設の建設や防災行政無線のデジタル化事業が、新たに始まるため、総額は、前の年度を3・4%上回る246億円余りとなりました。

歳入面では、ゆるやかな景気の回復基調を反映してか、個人・法人の市民税など市税がやや伸びておよそ69億円となるほか、市債を繰り上げ償還するため、減債基金などの繰入額が今年度の3倍近い11億円余りとなっています。

歳出面では、市債の繰り上げ償還で公債費がおよそ3割増しとなり、予算全体の15%を占めています。

借金にあたる、海南市の来年度末の市債の残高は、今年度末より3億円余り減っておよそ340億円となる見込みです。

主な事業としては、海南市大野中のわんぱく公園に隣接する大池の一部を埋め立てて公園を拡充し、防災対策とにぎわいの創出を兼ねた仮称・中央防災公園を整備するための予算として、来年度は、1億2千万円余りの用地造成費を盛り込んでいます。工事期間は、来年度から2022年度までを見込んでいて、2023年度に竣工する予定です。

また、海南市日方の市役所の旧庁舎跡地に、閲覧・貸し出しできる冊数として日本一となる5万冊の絵本をおく図書館機能を備えた、仮称・市民交流施設を建設する事業として来年度は、実施設計費や一部の建設工事など6億7千万円を計上しています。この施設は、2021年4月の開館を目指します。

また、海南市は、来年度予算案に、和歌山県内の自治体では初めてとなる、骨髄バンクのドナーになった人に奨励金を贈る新たな事業を盛り込んでいます。

このほか、海南市にとって必要な事業かどうかを判断する事業仕分けを、外部のシンクタンクに委託して実施するための予算として280万円余り、防災行政無線をデジタル化するための工事費として4億円余りが計上されています。

ホワイトボードで説明する神出市長

海南市の神出政巳(じんで・まさみ)市長は、きょうの記者会見で、「来年度の予算編成にあたっては、仮称・中央防災公園や、市民交流施設の整備など、住み続けたい、住んでみたい、と思える、まちづくりに資する事業に、重点的に予算配分した」と説明しました。

海南市の来年度一般会計当初予算案を含む33の議案は、今月22日に始まる海南市の2月定例議会に提案されます。