田辺市・総額434億円の新年度予算案(写真付)

2018年02月21日 18時56分 ニュース, 政治

田辺市は、きょう(21日)市役所新庁舎の整備や、観光振興、子育て支援などを盛り込んだ、一般会計で総額434億円余りにのぼる、新年度(2018年度)当初予算案を発表しました。

新年度予算案を発表する真砂田辺市長(2月21日・田辺市役所)

当初予算案の総額は、市長選挙前で骨格予算となっていた前の年度はじめと比べ、率にして9・9%、39億円あまり増えています。

歳入は、個人市民税が増加する一方で、法人市民税や純固定資産税などは減る見通しで、市役所新庁舎整備や新武道館の建設、斎場の改築などあらたな建設事業が始まることなどから、市債は前の年度はじめと比べて47・9%増えています。

歳出は、人件費などの義務的経費は去年並みで予算全体の6割程度となっているほか、投資的経費は、普通建設事業費の増加などで去年の倍となる全体の15%を占めています。

主な事業として、東山(ひがしやま)のオーシティ田辺店の敷地へ新庁舎を移転整備する事業で、基本計画の策定などに1330万円あまり、会津川(あいづがわ)河口の田辺大橋耐震事業の最終年度分として2億円あまり、芳養(はや)地区の津波避難タワー建設に2億円あまり、老朽化した龍神村(りゅうじんむら)の「ごまさんスカイタワー」の給水設備の更新に3800万円、世界遺産・闘鶏神社(とうけいじんじゃ)周辺の景観まちづくり刷新事業で、新年度分として4億円あまりを計上しています。

このほか、農業や漁業の新規就業者の支援や、和歌山大学と連携した若者の定着事業、首都圏への情報発信、中辺路(なかへち)学童保育所の開設、それに、南方熊楠顕彰館の常設展示の一新なども盛り込まれています。

真砂充敏(まなご・みつとし)市長は「ハードとソフトの両面を充実させ、未来につながるまちづくりをより一層進めたい」と話しています。

田辺市の新年度の当初予算案は、今月(2月)27日に開会する3月定例市議会に提案されます。