西行法師生誕900年記念・全国初の特別展この秋開催へ

2018年02月22日 21時38分 ニュース, 政治, 社会

和歌山県出身で平安末期の歌人・西行法師(さいぎょうほうし)の生誕900年を記念した全国初の特別展が、この秋、和歌山県立博物館で開かれることになりました。

西行法師は、今から900年前、平安時代の元永(げんえい)元年・1118年、現在の紀の川市で生まれたとされ、京の御所(ごしょ)を警備する「北面武士(ほくめんのぶし)」を務めましたが、23歳で出家して西行と名乗り、高野山をはじめとする全国の寺を巡りながら多くの和歌をのこし、文治(ぶんじ)6年・1190年、身を寄せていた大阪府河南町(かなんちょう)の弘川寺(ひろかわでら)で73歳で亡くなりました。

県立博物館は、生誕900年の節目を記念して、ことし(2018年)10月13日から11月25日にかけて、西行学会との共催で、全国初の特別展を企画し、高野山・金剛峯寺(こんごうぶじ)が所蔵する国宝の「僧円位書状(そうえんいしょじょう)」や、文化庁などが所蔵する重要文化財の「西行物語絵巻」など、全国からゆかりの文化財を一堂に集めて西行の足跡を広く発信するほか、期間中に記念講演会やシンポジウムを開いたり、特別展の図録を刊行するなど、関連する行事も企画されています。

県立博物館では「和歌山生まれの西行を文化資源として全国に発信したい」と話しています。

県立博物館を所管する県教育委員会は、特別展開催の関連費用として2600万円あまりを計上していて、今月(2月)21日に開会する2月定例県議会に、新年度予算案の一部として盛り込まれます。