御坊市・124億円の新年度当初予算案(写真付)

2018年02月23日 23時03分 ニュース, 政治

御坊市(ごぼうし)は、きょう(23日)一般会計で総額124億円あまりにのぼる新年度(2018年度)の当初予算案を発表しました。

新年度予算案について語る柏木御坊市長(2月23日・御坊市役所)

湯川(ゆかわ)中学校の改築事業が終わった一方で、引き続き津波避難タワーの建設や子育て支援事業の充実をはかるため、当初予算は、去年とほぼ同じ規模になっています。

歳入は、個人と法人の市民税や国庫支出金が増え、市債の発行も去年より16%減っていますが、貯金にあたる基金を6億5900万円取り崩すなど、自主財源は予算の4割弱となっています。

歳出は、建設事業の減少などで投資的経費が去年より12・5%減っていますが、物件費や補助費、人件費はやや増加し、積立金は去年より47・1%減っています。

主な事業は、デジタル防災行政無線の設置事業で、初年度分は電波調査や設計業務に2400万円、名屋町(なやちょう)と薗(その)の新町(しんまち)地区に津波避難タワーを設置する事業で、新年度分は1億1600万円あまり、2019年度に完成予定の御坊大橋の耐震補強工事に、新年度は2億7千万円をそれぞれ計上しています。

子育て支援では、助産師や保健師が保育や育児の相談に応じる「子育て世代包括支援センター・にっこりあ」の運営費用およそ281万円や、御坊小学校の学童保育「御坊子どもクラブ」の対象学年を高学年に拡大するための費用およそ4755万円なども盛り込まれています。

このほか、2020年度の小学校の英語教科化に向け、教員を指導する学習支援員1人を配置する事業に73万円あまり、来年(2019年)のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」放映に向け、1964年の東京オリンピック招致に貢献した名誉市民の故・和田勇(わだ・いさむ)氏のプロモーション事業に、新年度は181万円あまりが計上されています。

柏木征夫(かしわぎ・いくお)市長は「防災と子育てに引き続き重点を置き、安全で安心して暮らせるまちづくりのための予算」と説明しています。

御坊市の新年度当初予算案は、来月(3月)2日に開会する3月定例市議会に提案されます。