収賄容疑で紀の川市元職員逮捕

2018年02月24日 19時47分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

紀の川市が発注した公共工事で業者に便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、紀の川市の元職員の男がきょう(24日)、和歌山県警察本部に逮捕されました。

収賄の疑いで逮捕されたのは、岩出市堀口(ほりぐち)の元紀の川市職員、上筋英司(うえすじ・えいじ)容疑者55歳です。また、紀の川市貴志川町丸栖(まるす)のミナミデ工業所社長、南出静男(みなみで・しずお)容疑者75歳と経理担当の74歳の妻が贈賄の疑いで逮捕されました。

警察の調べによりますと、上筋容疑者は、紀の川市役所水道工務課の課長補佐だった去年(2017年)10月末ごろ、市が発注した水道管の修繕工事に関連し、ミナミデ工業所に優先的に受注させた見返りに、現金15万円を受け取った疑いが持たれています。3人はいずれも容疑を認めているということで、上筋容疑者は「借金の返済に使った」などと供述しています。

上筋容疑者は、紀の川市が管理する浄水場の倉庫から 水道設備の修繕部品を盗んだとして、先月(1月)、窃盗の疑いで逮捕され、すでに起訴されていて、紀の川市は窃盗事件を受け、きのう(23日)付けで上筋容疑者を懲戒免職処分にしています。

元職員の逮捕を受けて、紀の川市の中村愼司(なかむら・しんじ)市長は「誠に遺憾で、市民のみなさまに心からお詫び申し上げる。事態を厳粛に受け止め、原因究明を行い、再発防止と信頼回復に全力をあげる」とコメントしています。