「全件110番」で特殊詐欺防いだ4行に感謝状(写真付)

2018年03月01日 22時50分 ニュース, 社会, 経済

和歌山県内の金融機関で高齢者が多額の現金を引き出そうとした際、すべて警察に通報してもらう「全件110番通報制度」を運用している和歌山県警察本部は、去年(2017年)この制度による通報で特殊詐欺被害を防いだ県内4つの金融機関に対し、きょう(3月1日)本部長感謝状を贈呈しました。

本部長感謝状の贈呈(3月1日・和歌山県警本部)

「全件110番通報制度」は、全国的に増加している高齢者が被害に遭う特殊詐欺事件を未然に防ごうと、和歌山県警が県内の金融機関の協力を得て、2015年5月から運用しているものです。

宮沢本部長(中央)との記念撮影(※左から紀陽銀行、日本郵便、みずほ銀行、南都銀行の代表)

このうち、去年は、紀陽銀行が4件、日本郵便(にっぽんゆうびん)近畿支社が3件通報し、あわせて1900万円近い特殊詐欺被害を未然に防ぐことができたほか、みずほ銀行和歌山支店と、奈良市に本店がある南都(なんと)銀行橋本支店もこの制度で漏れなく通報を行うなど、積極的に取り組んだことが高く評価され、きょう、和歌山県警の宮沢忠孝(みやざわ・ただたか)本部長から4行の代表者に感謝状が贈呈されました。

和歌山県警では、全件110番通報制度をはじめ、県内の運送業者や保険業者、コンビニエンスストアなどとも連携して特殊詐欺防止に取り組んでいるほか、県警のメール配信サービス「きしゅう君の防犯メール」でも、随時、特殊詐欺への注意を呼びかけるメッセージを配信しています。