和歌山県に春の嵐

2018年03月01日 22時56分 ニュース, 社会

前線を伴った低気圧の通過で、近畿地方では、昨夜(2/28)から今朝にかけて、強い風が吹き、和歌山県内でも、全域に暴風警報が発表されるなど、春の嵐が吹き荒れ、けが人が出て交通機関が乱れました。

和歌山市友ヶ島では、午前1時41分に最大瞬間風速36・2メートル、串本町潮岬でも、午前6時25分に最大瞬間風速29・9メートルの台風並みの強い風が観測されるなど、県内では、沿岸部を中心に、全域で、春の嵐が吹き荒れました。

県内には、きょう午前1時すぎから北部に暴風警報が出され、その後、南部にも拡大して全域となり、解除されたのは、北部が午前7時半頃、南部が正午前でした。

この暴風で、和歌山市中之島では、ミニバイクで走行していた52歳の女性の顔に、風で飛んできたカラーコーンが当たり、転倒してケガをしたほか、すさみ町和深の沖合い200メートルでは、台船を押していた船が座礁し、乗組員7人は、海上保安庁のヘリコプターで救助されましたが、座礁した船はそのままで、船体から油が漏れているということです。

このほか、交通機関にも大きな影響が出ました。JR西日本和歌山支社によりますと、きょう午前1時すぎ、紀勢線の宮前駅と紀三井寺駅の間で架線が切れたため、紀勢線を走る特急くろしおは、始発から止まったままとなり、午前中は、ほぼすべての特急列車が運行されませんでした。また、架線が切れた影響で、和歌山線でも遅れが出たほか、紀勢線の串本~和深間では、強風のため、正午前から1時間半にわたって列車の運転を見合わせました。

また、和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーは、昨夜の便から欠航し、きょうも、始発から上下5便まで運航を見あわせました。