和歌山市「Myコミカード」無料配布、12日から(写真付)

2018年03月08日 18時56分 ニュース, 社会

和歌山市は、聴覚や言語に障害のある人たちの気軽なコミュニケーションをサポートしようと、イラストや50音などを描いた「Myコミュニケーションカード」を作成し、今月(3月)12日から配布を始めます。

和歌山市では現在、窓口におよそ30種類の言葉をイラスト入りでまとめたボードを設置して活用していますが、より使い勝手の良いカードを活用してもらおうと、聴覚障害者団体からの意見を参考に携帯式のカードを作成しました。

カードは「〇」や「×」、50音のほか、「生活」や「体調」、「場所」などの分野にわけて「病院」や「トイレ」など、日常生活で使われそうな40種類があり、言葉にイラストが添えられています。1枚の大きさは縦12・5センチ、横7センチで、一緒に配布される専用のバインダーに収めて使います。

今後は、来月(4月)中旬までに22分野のおよそ370種類に増やす予定で、希望者はカタログを見て追加で欲しいカードを選ぶことができます。バインダーには最大で50枚を挟むことができ、利用者は自分が使う可能性の高いカードを選んで随時差し替えることができます。

和歌山市は「Myコミュニケーションカード」一式を5000セット作成し、今月12日から和歌山市役所の障害者支援課と保健対策課の窓口で希望者に無料で配布するほか、災害時に避難所となる施設に設置して意思疎通のツールとして活用することにしています。

障害者支援課の担当者は「どんどん使ってもらうことで障害者の自立や社会参加を後押しするとともに県内全体にも広げていきたい」と話しています。