県立博物館で企画展「きのくに縁起絵巻の世界」(写真付)

2018年03月10日 19時19分 ニュース, 社会

寺社が造られた由緒や、神や仏にまつわる物語を描いた、和歌山県を代表する優れた「縁起絵巻」を展示する企画展「きのくに 縁起絵巻の世界~開かれる秘密の物語」がきょう(10日)から和歌山市の県立博物館で開かれています。

粉河寺で新発見された縁起絵巻

会場には、室町時代後期から江戸時代にかけて作られたあわせて23点が展示されていて、紀州東照宮の聖地景観や徳川家康の生涯を描いた絢爛豪華な「東照宮縁起絵巻」などの県指定文化財6点も見ることができます。

さらに今回は、ことし1月に紀の川市の粉河寺で発見されたばかりの「粉河寺御池海岸院本尊(こかわでら・みいけ・かいがんいん・ほんぞん)縁起絵巻」がはじめて公開されているほか、和歌山を代表する優れた縁起絵巻19巻や巻物が納められていた箱が一堂に展示されています。

巻物が納められていた箱

県立博物館の大河内智之(おおこうち・ともゆき)主査学芸員は「縁起絵巻は、神秘の宝物のような存在だった。今日まで残った資料から当時の記憶や歴史を知ってもらいたい」と話していました。

企画展「きのくに 縁起絵巻の世界~開かれる秘密の物語」は、来月15日まで、和歌山市の県立博物館で開かれています。また今月24日と来月(4月)8日には、いずれも午後1時半から、学芸員が展示内容を解説するミュージアムトークが行われます。