和歌山県名匠表彰・福形崇男さんの受賞記念展(写真付)

2018年03月14日 19時40分 ニュース, 社会

今年度(2017年度)の和歌山県名匠表彰に選ばれた高野町の位牌(いはい)職人・福形崇男(ふくがた・たかお)さんの作品や位牌の製作工程を紹介する展示会が、きょう(14日)から和歌山市の県民文化会館で始まりました。

福形崇男さんは、24歳から位牌職人の父のもとで修行を重ね、現在は福形大日堂(ふくがただいにちどう)の2代目として手彫りによる文字の彫刻の技法を守っていて、今年度の和歌山県名匠表彰を受賞しました。

受賞を記念した今回の展示会では、福形さんが文字を手彫りした位牌や、大きさや装飾が多様な位牌およそ30点のほか、福形さんが実際に使っている彫刻刀や鑿(のみ)、鉋(かんな)などの道具およそ40点が展示されています。

また、鉋(かんな)で木材の形を整え彫刻刀で装飾を施す「木地(きじ)」や漆を何度も重ねる「塗り」、位牌の札に戒名や没年月日を刻む「文字彫刻」などの位牌の制作工程が、パネルで分かりやすく紹介されていて、訪れた人が興味深そうに見学していました。

「和歌山県名匠表彰受賞記念展」は今月19日まで、和歌山市の県民文化会館・特設展示室で開かれています。また、今月18日、日曜日の午後1時から、福形さん本人による文字彫刻と甥の泰緒(やすお)さんによる木地彫刻の実演が予定されていて、名匠の技を間近で見ることができるということです。入場は無料です。