日赤・バングラデシュ南部へ新たに医師や看護師ら派遣(写真付)

2018年03月16日 19時59分 ニュース, 社会

宗教対立による暴力行為で多くのミャンマーの難民が避難するバングラデシュ南部に医師らを派遣している、日赤和歌山医療センターは、きょう(16日)新たに医師や看護師ら3人を現地に派遣しました。

けさの出発式のもよう(3月16日・日赤和歌山医療センター)

今回派遣されるのは、感染症内科部 兼 第一救急科部の小林謙一郎(こばやし・けんいちろう)医師36歳と、検査部の高橋朱加(たかはし・あやか)臨床検査技師28歳、それに、手術室の田中愛弓(たなか・あゆみ)看護師36歳の3人です。

このうち小林医師は、感染症の専門医として、衛生状態の悪い難民キャンプで医療活動を支援します。

高橋臨床検査技師は、現地スタッフや車両の管理、調整作業など事務作業を中心に行います。

田中看護師は、フィンランド赤十字社が現地で運営する病院の手術室で支援活動を行うことになっています。

海外派遣は小林医師と高橋技師が今回初めて、田中看護師は2013年にイラクの戦傷外科病院へ派遣されて以来2度目です。

左から田中看護師・高橋臨床検査技師・小林医師

きょう午前9時すぎ、日赤和歌山医療センターのエントランスホールで出発式が行われ、小林医師が「難民キャンプでは病気の蔓延対策や心のケアがまだまだ必要と聞いています。これまでの経験を活かして頑張りたい」と意気込みを語りました。

また筒井一成(つつい・かずしげ)副院長は「難民の問題はまだ長引くと思われるが、3人には安全な救援活動を継続できるよう、しっかり働いて欲しい」と激励しました。

3人は、きょう、東京の日赤本部でほかの日赤から派遣される医師らと合流したあと、あす(17日)の朝、羽田空港から出発する予定で、小林医師と高橋技師が5月上旬まで、田中看護師は来月(4月)中旬まで派遣されます。

3人を激励する筒井副院長(右端)

日赤和歌山医療センターでは、これまでのべ9人の医師や看護師、助産師、それに薬剤師をバングラデシュに派遣していて、今回で12人となります。