「きのくに音楽祭」来年秋開催へ、実行委発足(写真付)

2018年03月17日 20時14分 ニュース, 社会

和歌山県で初めてとなる音楽の祭典「きのくに音楽祭」が来年(2019年)秋に開催されることになり、きょう(17日)実行委員会が発足しました。

(左から)高橋さん、宮下さん、澤さん、西さん

これは、東京藝術大学学長で県立図書館の音楽監督を務めている澤和樹(さわ・かずき)さんらがきょう午後記者会見して発表したものです。

「きのくに音楽祭」は紀州徳川家第16代当主の徳川頼貞(とくがわ・よりさだ)が収集した西洋音楽関連資料「南葵音楽文庫」がおととし(2016年)和歌山県に寄託され和歌山市の県立図書館で公開が始まったことを契機に、県民の文化意識を醸成しようと企画されました。

実行委員会は、和歌山ゆかりの演奏家や県立図書館の関係者らあわせて14人で構成され、澤さんを総監督に、「和歌山市交響楽団」理事の高橋功二(たかはし・こうじ)さんが実行委員長を、ピアニストの宮下直子(みやした・なおこ)さんと箏曲家の西陽子(にし・ようこ)さんがチーフプロデューサーを務めます。

「第1回きのくに音楽祭」は、来年10月4日から6日までの3日間、県立図書館メディア・アート・ホールや、和歌山城をはじめ「養翠園」や「西浜御殿」など紀州徳川家ゆかりのスポットを舞台にプロの演奏家によるコンサートや県内の高校生も参加しての演奏会が開かれます。また、プロの演奏家から直接指導を受けることができるワークショップや、障がいのある人やお年寄りのもとへ演奏家が出向く「キャラバン隊」なども計画するということです。

総監督を務める澤さんは「はじめは小さくても大きくな音楽祭に育つよう、長い目で取り組んでいきたい。貴重な資料を多くの人に知ってもらうとともに地元の人が参加したいと思えるような雰囲気を作りたい」と話していました。