和歌山電鐵貴志川線に「妖怪列車」登場(写真付)

2018年03月21日 19時37分 ニュース, 交通, 社会

子どもたちに人気の妖怪をテーマにした「妖怪列車」が、和歌山電鐵貴志川線に登場し、春分の日のきょう(21日)妖怪たちが乗り込んで、子どもたちにクイズを出すイベントが行われました。

妖怪列車に乗り込んだ「ゲゲゲの鬼太郎」ら(3月21日・和歌山電鐵貴志川線)

これは、和歌山城で観光客を楽しませる「おもてなし忍者」の活動を繰り広げている和歌山大学の学生グループ「kohezo(コヘゾー)」が、貴志川線の利用を促進しようと、和歌山電鐵に提案して実現したものです。

妖怪列車の前面(3月21日・和歌山駅)

妖怪列車は、貴志川線の通勤車両に和歌山市出身の漫画家・マエオカテツヤさんが描いた「カシャンボ」や「座敷わらし」などおよそ70点の妖怪のイラストが掲示されているほか、車両の先頭には、妖怪のヘッドマークが付けられていて、今月(3月)17日から来月(4月)19日まで、1日に6便から13便が運行されています。

乗車前の子どもたちと触れあう「ねずみ男」

きょうは特別に2両編成のうち1両を貸し切りにして、和歌山から伊太祈曽(いだきそ)までの途中駅で妖怪が乗り込み、事前の応募で集まった親子連れにクイズを出すイベントが行われました。

日前宮(にちぜんぐう)駅では「ゲゲゲの鬼太郎」、神前(こうざき)駅では「一反もめん」、竈山(かまやま)駅では「のっぺらぼう」がそれぞれ乗り込むと、およそ80人の親子連れは歓声を上げていました。

妖怪列車から下車する「一反もめん」

参加した4歳の男の子は「のっぺらぼうは怖い!」と尻込みをしていました。

妖怪のおにぎりを販売する児童ら(3月21日・伊太祈曽駅)

妖怪基地のある終点の伊太祈曽駅前では「一つ目小僧」などの妖怪をイメージしたおにぎりや巻き寿司、まんじゅうなどを販売する「冥途(めいど)カフェ」が出店したほか、写真撮影用の妖怪衣装の貸出しなどが行われました。

和歌山大学4年の井澤耕平さん

イベントを企画した和歌山大学経済学部4年の井澤耕平(いざわ・こうへい)さん23歳は「乗客が楽しめて持続性のあるイベントを通じて、貴志川線の利用促進につなげたい」と話しています。

和歌山電鐵では、妖怪列車の運行期間中「妖怪クイズラリー」を行っていて、妖怪電車の車内や一部の駅に張り出されたクイズに答えると妖怪シールがもらえるほか、全問正解者には、マエオカテツヤさんの妖怪の本や和歌山電鐵グッズが当たるくじ引きも用意されています。