外務省の桜の植樹式 陸奥宗光銅像近くで(写真付)

2018年03月21日 19時37分 ニュース, 社会

和歌山市出身の元外務大臣を務めた陸奥宗光(むつ・むねみつ)の銅像がある和歌山市の岡公園できょう(3/21)、外務省から贈られた桜の植樹式が行われ、子どもらが、土を入れて苗木を植えました。

植樹の様子(和歌山市・岡公園で)

これは、明治時代に外務大臣として外国との不平等条約の改正に尽力した陸奥宗光の功績を教育に活かそうと取り組んでいる実行委員会が行ったものです。

植樹されたソメイヨシノの苗木は、おととし、岡公園と同じく陸奥宗光の銅像が建つ外務省から銅像の設置50周年記念の一環として、和歌山市へ贈られた桜の枝を育てたもので、桜の贈呈は、実行委員会が外務省に強く働きかけた結果、実現しました。

植樹式は、きょう午前10時から和歌山市の岡公園で行われ、実行委員会主催の陸奥宗光に関する学習会に参加した小中学生をはじめ、国会議員ら来賓や関係者あわせておよそ50人が出席しました。

銅像の前で行われた式典

式典では、実行委員会会長の立谷誠一(たちたに・せいいち)県議会議員が挨拶し、「苦労していただいた桜の苗木を植樹できることになりました。桜が花を咲かせることで、銅像の周りが、市民の皆さんの憩いの場となり、陸奥宗光が、より広く知られるきっかけになれば」と話しました。

挨拶する立谷会長

このあと、銅像の裏手に、およそ2メートルのソメイヨシノの苗木1本が植えられ、小中学生ら式典の出席者が、1人ずつシャベルで苗木の根元に土をかけていきました。

植えられた桜の苗木(中央・青いヒモ付)

学習会で陸奥宗光について学習し、きょうの植樹式に出席した、和歌山市立西浜中学校1年の住岡綾(すみおか・あや)さん13歳は、「何度、反対されてもやり通した陸奥宗光の精神に学び、私も世の中の役に立つ仕事につきたい」と話していました。

 

陸奥宗光の功績を教育に活かす実行委員会の臼井康浩(うすい・やすひろ)さんは、「これで、ようやく岸田前外務大臣ら桜を贈呈してくれた皆さんに報告ができます。今年は、陸奥宗光が、初めてとなる外国との平等な条約をメキシコと結んで130年という節目の年なので、関連するイベントを秋に開きたい」と話しました。

外務省から贈呈された桜の植樹式は、去年11月にも、和歌山市主催で行われています。