台風被害の南海高野線・31日運転再開へ

2018年03月23日 19時40分 ニュース, 交通, 社会, 経済, 防災

去年(2017年)10月の台風21号の影響で運転見合わせが続いている、南海高野線の高野下(こうやした)・極楽橋(ごくらくばし)間は、今月(3月)31日の始発から運転が再開されることになりました。

5か月にわたって運転を見合わせているのは、九度山町(くどやまちょう)の高野下駅と、高野町(こうやちょう)の極楽橋駅の間です。

南海電鉄によりますと、台風の影響で線路脇の斜面で地滑りが起き、線路を支える地盤が、最大でおよそ1m沈下しました。

このため、地盤に鋼材を打ち込み、雨水を排水するためのパイプを埋め込むなどの対策を講じ、31日の始発からこの区間の運転を再開することになりました。

高野線は、世界遺産の高野山(こうやさん)へ向かう主要なルートで、観光にも運転見合わせの影響が出ていました。

和歌山県観光振興課によりますと、今年度(2017年度)の年末年始に高野山を訪れた観光客は、前の年度より2割程度減っていて、担当者は「高野線の運休で日帰り客が大幅に減少した」と話しています。