「全国カツオまつりサミットinすさみ」開幕

2018年03月24日 19時59分 ニュース, 社会, 経済

カツオ漁発祥の地であり、「すさみケンケン鰹」のブランドで知られるすさみ町に全国のカツオのまちが集まり、地域の未来づくりについて考えるイベント、「全国カツオまつりサミットinすさみ」が、きょう(24日)とあすの2日間、開かれています。

これは、すさみ町などでつくる実行委員会が初めて開いたもので、カツオを地域ブランド化したり、カツオをテーマにしたまつりを開いている自治体に呼びかけて実現しました。
初日のきょう(24日)は周参見中学校体育館で「カツオとともに生きる地域未来づくり」と題した記念シンポジウムが開かれました。基調講演では、江戸時代からの紀州のカツオ漁が全国に広まり鰹節の発祥であったことが紹介されたほか、鹿児島や宮崎、高知、千葉といったカツオ漁の町からカツオ漁法や鰹節づくり、カツオを通じたまちおこしの実例が報告されました。

あす(25日)は午前10時から和歌山南漁協すさみ支所で「全国カツオまつりinすさみ」が開かれます。まつりでは、すさみケンケン鰹の試食会や、かつおカレー、宗田節(そうだぶし)の加工品、鰹の腹身の炭火焼など「うまいもん市」の開催、ステージでは高知県土佐清水市の元カツオ一本釣り漁師の指導の下「カツオ一本釣り体験競技」などが行われたり、全国のご当地カツオまつりのピーアール、それに抽選会なども予定されています。

ところで、「すさみケンケン鰹」は船を走らせながら疑似餌をひき、釣り上げる「ケンケン漁」といわれる独特の漁法で捕られ、漁師がすぐに活け締めをして血抜きを行い、氷水につけて漁港に持ち帰るため鮮度が高く、モチモチとした食感で美味しいと人気です。しかし、近年は不良が続いていて、持続可能な水産資源の確保が課題となっています。