地価公示・和歌山市の商業地が3年連続で上昇

2018年03月27日 20時28分 ニュース, 政治, 社会, 経済

土地取引の算定基準となる和歌山県内のことし(2018年)の公示地価が、きょう(27日)公表され、住宅地・商業地とも27年連続で下落しましたが、和歌山市の商業地ではおととし(2016年)から3年連続で価格が上昇したことがわかりました。

これは、国土交通省の土地鑑定委員会が、ことし1月1日現在の県内180か所の地価を調べたものです。

それによりますと、平均変動率は、住宅地は去年(2017年)より0・3ポイント高いマイナス1・5%、商業地は去年より0・3ポイント高いマイナス1・1%となっています。

住宅地では、和歌山市中心部の駅前をはじめ、田辺市や上富田町(かみとんだちょう)、白浜町(しらはまちょう)、串本町の高台など9カ所で価格が上昇しているほか、和歌山市と海南市の8カ所で横ばいとなるなど、交通の便が良い場所や津波のリスクが低い所で価格が上昇しています。

住宅地の最高値(さいたかね)は、去年と同じく和歌山市美園町(みそのちょう)2丁目のJR和歌山駅近くのマンション用地で、価格も去年と同じ1平方メートルあたり17万円となりました。

商業地の最高値は19年連続で、ミナカタビルの建つ和歌山市友田町(ともだちょう)5丁目50番で、価格も去年と同じ1平方メートルあたり43万8千円です。

工業地の価格変動率は、去年より0・9ポイント上がってマイナス1・4%となり、下落率が縮小しています。

県では「全体的に下落率が縮小し、住宅地・商業地とも利便性の高い地域や高台などで上昇傾向が見られるが、過疎地域や海沿いの低い土地などで需要が弱く、引き続き下落傾向にある」とコメントしています。