和歌山市の「歴史的風致維持向上計画」認定(写真付)

2018年03月28日 19時25分 ニュース, 社会

和歌山市は、きょう(28日)、地域の歴史文化遺産を活かしたまちづくりに向けて作成した「和歌山市歴史的風致維持向上計画」が国の認定を受けたと発表しました。

雑賀崎灯台の周辺整備イメージ(提供:和歌山市)

「歴史的風致維持向上計画」は、「歴史まちづくり法」に基づいて国が認定することで、地域の歴史的な風情や情緒を活かしたまちづくりを支援するものです。認定を受けた市町村は、計画に基づく取り組みについて国から重点的な支援を受けることができる仕組みで、和歌山市では去年11月に計画を作成し、おととい(26日)、国の認定を受けました。

東京で認定証を受けた尾花市長(右)(提供:和歌山市)

和歌山市の計画では、去年(2017年)日本遺産に認定された和歌の浦や紀三井寺などを重点区域に、和歌山城や加太地区など市内あわせて10か所にみられる歴史文化遺産や伝統的活動を「歴史的風致」と位置付けています。計画の期間は来年度(2018年度)からの10年間で、歴史的建造物の保存や周辺整備、和歌祭といった伝統的な祭礼の継承に取り組むとしています。

和歌山市によりますと、来年度は和歌浦に観光情報を発信する施設を、夕陽の絶景スポットとしても人気の雑賀崎灯台周辺に広場を、朝市に訪れる人も多い雑賀崎漁港に駐車場を、それぞれ整備するための調査や設計に着手するということです。きょうの定例会見で尾花正啓市長は「和歌浦再生へのツールがほぼ揃ったのでもともと持っている資源を磨き上げて多くの人に訪れてもらえる観光地にしたい」と話していました。

和歌浦の案内施設イメージ図(提供:和歌山市)

計画の認定を受けたのは、全国で66市町となり、県内では、いずれもおととし認定された湯浅町と広川町に続いて和歌山市が3か所目です。