与党「IR3カ所」合意・仁坂知事「高校野球みたいになってしまった」(写真付)

2018年04月03日 19時20分 ニュース, 政治

自民・公明両党が、きのう(2日)カジノを含む統合型リゾート・IRの実施法案をめぐり、最大の焦点だった整備箇所数を「全国で3カ所」で合意したことについて、和歌山市と連携して地方型IR誘致に取り組む和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「依存症や破産リスク対策もあるかもしれないが、設置箇所数とは異なると思う。全く理論的とは言えない」と不満を口にしました。

定例記者会見での仁坂知事(4月3日・和歌山県庁)

和歌山県は和歌山市と連携して和歌山マリーナシティへリゾート型IRの誘致に取り組んでいますが、大阪府や北海道、長崎県も名乗りを上げていて、情勢は不透明です。

また自民・公明は、箇所数の上限を見直す時期は「最初のIR認可から7年後」とすることでも合意しました。

仁坂知事は「マイナンバーの個人認証やICカードでのチップ購入などの技術が、依存症や破産対策の手段として上がってきている。設置箇所数の議論とは違うはずだ」と主張しました。

今後の誘致活動について仁坂知事は「なんだか高校野球みたいになってしまった。準決勝で3位決定戦に勝たねばならなくなった。なぜ4位や5位や6位がいけないのかわからないが、政府与党が言うのならば仕方ない。我々も全力で取り組む」と述べました。