白浜の水難偽装事件、妻の保険金受け取り書類を請求

2018年04月22日 19時23分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

白浜町の海で、事故を装って妻を殺害したとして29歳の夫が殺人の疑いで逮捕・送検された事件で、夫が保険金を受け取るための書類を請求していたことが分かりました。

この事件は、去年(2016年)7月、白浜町の臨海浦(りんかいうら)海水浴場で、シュノーケリングをしていた野田志帆(のだ・しほ)さん当時28歳を溺れたように見せかけて殺害した疑いで、大阪市天王寺区に住む、夫の野田孝史(のだ・たかし)容疑者29歳が警察に逮捕されたものです。

志帆さんには、去年、生命保険会社2社の保険、あわせて数千万円が掛けられ、野田容疑者が受取人になっていました。捜査関係者によりますと、野田容疑者は、保険金を受け取るのに必要な書類を去年12月までに生命保険会社から取り寄せていましたが、正式な請求手続きはしていませんでした。野田容疑者は、この年の12月に事件当時の勤務先から衣類を盗むなどした疑いで、逮捕されたため、保険金の請求手続きができなかった可能性があるということです。

事件当時、野田容疑者の女性問題などを理由に、2人は別居中で、離婚協議を進めていました。野田容疑者は、志帆さんに謝罪し、関係修復を求める一方、不倫相手には「7月には妻と離婚する」と伝え、親しい関係者には「不倫相手と新しい生活を持ちたい」と話していたことも分かっています。