傷害被疑者を誤認逮捕 海南の合宿施設で

2018年05月02日 19時12分 ニュース, 事件・事故・裁判

海南市の合宿施設で先(4)月発生した傷害事件で、海南警察署の警察官が、誤って20歳の飲食店従業員を誤認逮捕していたことが分かりました。

これは、和歌山県警察本部がきょう(5/2)発表して明らかにしたものです。

県警によりますと、事件は、先月15日の午後11時40分頃、海南市内の合宿施設で発生し、大阪府堺市の10代の男性2人が殴られるなどして全治10日間のケガをしました。

通報を受けて海南警察署から駆け付けた9人の警察官が、被害者や目撃者に話を聞いたところ、殴った男の特徴が、別の部屋で寝ていた20歳の飲食店の男性従業員と似ていたことから、この男性を現行犯逮捕しました。

しかし、その後、トイレの中にうずくまっていた大東市に住む27歳の会社員の男が、殴った男とよく似た体形や服装だったことから、再度、被害者らに確認したところ、誤認逮捕だったことがわかり、現行犯逮捕の5分後に男性の飲食店従業員を釈放し、27歳の会社員の男を緊急逮捕しました。

そして、すべての捜査を終えてきょう、警察が、27歳の会社員を傷害の疑いで書類送検しました。

和歌山県警・刑事企画課の岡田謙吾(おかだ・けんご)次席は、「誤認逮捕した男性に、心よりお詫びします。今回の事案を重く受け止め、ち密かつ適正な捜査をより一層徹底し、再発防止に努めます」とコメントし、県警全体で再発防止に向けた検証を行うことにしています。