端正会・更生保護施設全面改築の落成記念式典(写真付)

2018年05月08日 20時03分 ニュース, 政治, 社会

法務大臣の認可を受け、刑務所などを出所後、社会復帰を目指す人々の更生を請け負う、和歌山市の更生保護法人端正会(たんせいかい)はきょう(8日)老朽化した施設の全面改築を祝う落成記念式典を開きました。

きょうの落成式のもよう(5月8日・和歌山市友田町)

1913年(大正2年)に和歌山市で釈放者保護事業を開始した端正会は、県内で唯一、更生保護事業の認可を得て、刑務所を出所後、身寄りや住む場所の無い人などへの 宿泊場所の提供や再犯防止の指導を行っています。

和歌山市黒田(くろだ)の旧施設を建て替えた新施設には、男女を完全に分離した居住空間やバリアフリー設備があり、災害時には屋上部分を一時避難場所として開放するなど、地域の防災機能も備えています。

あいさつする端正会の森田理事長

きょう午後、和歌山市のホテル・グランヴィア和歌山で開かれた落成記念式典で、端正会の森田昌伸(もりた・まさのぶ)理事長が「役職員一同心を一つにして、地域の協力を得ながら更生保護施設に求められる役割を果たしたい」と決意をあらたにしました。

祝辞を述べる法務省の畝本保護局長

また、来賓として出席した法務省保護局の畝本直美(うねもと・なおみ)局長は「今回の改築で入所者の居住環境が改善し、地域の防災機能が装備されたことを喜ぶとともに、今後、地域に支えられて一層充実した処遇の実現と、更生保護活動の地域の拠点として大きな役割を果たすよう期待したい」と祝辞を述べました。

新しい施設での受け入れ開始は、今月(5月)中旬ごろの予定です。