交際相手を殺人未遂の80歳女に懲役7年求刑

2018年05月15日 19時03分 ニュース, 事件・事故・裁判

去年(2017年)8月、和歌山市の住宅で、交際相手の男性をナイフで刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われている80歳の女の裁判員裁判の論告求刑公判がきょう(15日)和歌山地方裁判所で開かれ、検察は懲役7年を求刑しました。

殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われているのは、和歌山市北出島の無職、加藤順子(かとう・じゅんこ)被告80歳です。

起訴状などによりますと加藤被告は、去年8月24日午前、和歌山市内の住宅で、交際していた当時77歳の男性の腹を果物ナイフで刺して殺害しようとしたとされています。裁判で加藤被告は起訴内容を認めていて、量刑が争点となっています。

きょう午前10時から開かれた裁判員裁判で、検察側は、「男性への理不尽な憎しみから及んだ身勝手かつ計画的な犯行で、酌むべき事情はない」と指摘し、懲役7年を求刑しました。

これに対し弁護側は「男性への恨みや憎しみはなく、心中を図ろうとしていた。犯行の決断から実行までわずかな時間しかなく、精神疾患の影響で及んだ衝動的な犯行だ」と主張して、執行猶予付きの判決を求めました。

判決はあさって(17日)の午後、言い渡されます。