県・工業技術センター「オープンラボ棟」がリニューアル(写真付)

2018年05月22日 19時13分 ニュース, 政治, 社会, 経済

和歌山市小倉(おぐら)の和歌山県工業技術センターにある「オープンラボ棟」の研究施設に、食品加工関連や繊維関連の施設が加わり、きょう(22日)関係者らがテープカットでリニューアルを祝いました。

テープカットでリニューアルを祝う関係者ら(5月22日・和歌山市小倉)

オープンラボ棟に新たに開設したのは、圧力加熱、ペースト、粉末化などの食品加工機器や微生物の培養施設などを備えた「フードプロセッシングラボ」と、皮革や繊維の染色・加工に特化した研究機材や関連書籍などを備えた「レザー&テキスタイルラボ」の2つで、これまでの3Dプリンターを備えた「3Dスマートものづくりラボ」と、有機化学の研究が出来る「ケミカルスマートものづくりラボ」をあわせて、4種類の実験設備が整えられました。

きょう午後、センターで行われた式典には、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事や、センターの和坂貞雄(わさか・さだお)所長、近畿経済産業局の森清(もり・きよし)局長らが出席し、仁坂知事は「去年、産総研と協定を結んだことで、センターと最先端技術が直結した。リニューアルを機に、県内産業の更なる発展が期待できる」とあいさつしました。

「レザー&テキスタイルラボ」の顕微鏡の説明

「フードプロセッシングラボ」を見学する仁坂知事ら

続いて、和坂所長の案内で2つのラボの見学会が行われ、仁坂知事らは、ラボで加工された県産ブランドいちご「まりひめ」のフリーズドライを手にとって「まりひめ本来の甘い香りや成分を残したまま、加工できるのはすごい」と話していました。

県・工業技術センターでは多くの県内企業の利活用を呼びかけるとともに、今年度末(2018年度)に新たにラボに加わる予定の、ロボットとAI(人工知能)の研究施設の整備に力を入れる方針を示しました。