関西電力・和歌山エリア技能研修会 復旧力競う(写真付)

2018年05月24日 20時07分 ニュース, 社会, 防災

台風などの災害で送電線が切れた場合を想定し、復旧の速さや安全性を競う関西電力の技能研修会がきょう(24日)和歌山市で行われました。

これは、台風や雷の被害が増えるシーズンを前に関西電力和歌山電力部が毎年行っているものです。きょう、和歌山市毛見にある関西電力の訓練場で行われた技能研修会には、高圧電線を修理する部門と、家庭や工場向けの送電や修理を行う部門に和歌山・橋本・田辺・新宮の4つのエリアからあわせて8チーム・28人が参加しました。

作業員は、電気を通さない作業服やゴム手袋をつけ、高所作業車に乗ったり、命綱をつけて電柱にのぼったりしながら切れた電線や壊れた変圧器などを慎重に取り替え、練習の成果を発揮していました。また地上からは、指揮役の作業員が「落下注意」「慌てなくていいぞ」などと声をかけて安全を確かめていたほか、関電の技術職員が作業の安全性や正確性、スピードなどを審査していました。

関西電力・和歌山電力部の福田一芳(ふくだ・かずよし)チーフマネジャーは「作業中の事故を防ぐために、コミュニケーションが欠かせない。練習の成果を早期復旧とお客様への安定供給に繋げたい」と話していました。きょうの研修会で最優秀に選ばれた1チームは、ことし11月に大阪で開かれる全社大会に出場します。

関西電力和歌山支社によりますと、去年(2017年)県内では、およそ500件の停電が発生し、中でも7月から10月は台風の強風による飛来物や落雷で電線が切れたり変圧器が壊れる被害が多かったということです。