北方領土返還求める総会・東海大の山田吉彦教授講演(写真付)

2018年05月28日 20時45分 ニュース, 社会

北方領土の返還を求める和歌山県民会議の総会が、きょう(28日)午後、和歌山市茶屋ノ丁(ちゃやのちょう)の県・自治会館で開かれ、加盟団体の会員らおよそ70人が参加しました。

きょうの総会のもよう(5月28日・和歌山市茶屋ノ丁)

これは県内30市町村をはじめ、県内の事業者や女性団体など119団体が加盟する「北方領土返還要求運動 和歌山県民会議」が主催したもので、今回で38回目です。

総会では、和歌山県議会の尾﨑太郎(おざき・たろう)議長があいさつして決意を新たにしました。

続いて、日本の国境問題や海上保安体制などが専門で東海大学海洋学部の山田吉彦(やまだ・よしひこ)教授が「経済交流から進める北方領土返還運動」と題して講演しました。

講演する山田教授

山田教授は「北朝鮮問題が解決に向かえば、米露関係の修復が重要になってくるが、ロシアの極東開発の安全上、日本の協力が不可欠となる」と見解を示し、北方四島をロシアの法律下での「経済特区化」の推進を提言しました。

その上で、ロシアの天然ガスを運ぶ北極海ルートの拠点港として、外洋に面した苫小牧(とまこまい)や静岡市の清水、新宮などの可能性を示しました。

県民会議は、持続的な県民世論の高まりが重要として、2月と8月を運動の強調月間に定め、県内で署名活動や中学生への研修などを行っています。