田辺市の強盗致傷事件、被告の男起訴内容認める

2018年05月28日 20時46分 ニュース, 事件・事故・裁判

去年(2017年)11月、田辺市の住宅で、当時84歳の女性にナイフを見せて脅しけがをさせた上、現金を奪ったとして強盗致傷などの罪に問われている男の裁判員裁判の初公判がきょう(28日)和歌山地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を認めました。

強盗致傷と銃刀法違反の罪に問われているのは、田辺市中辺路町の無職、冨田英夫(とみた・ひでお)被告53歳です。

起訴状などによりますと、冨田被告は、去年11月2日の正午ごろ、田辺市湊の住宅で、この家に住む当時84歳の女性に折りたたみ式ナイフを見せて脅し、手などにけがをさせて現金10万円を奪ったとされています。

きょう午前、和歌山地方裁判所で開かれた裁判員裁判で、冨田被告は「間違いございません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、「仕事が嫌になり、借金の返済など生活に困って金欲しさに犯行に及んだ。女性は事件のあと、ストレスから入院するなど影響は大きい」と指摘しました。一方、弁護側は「悪いことだと迷いながら、女性を傷つけないよう犯行に及んだ。もみ合いになり女性の手にナイフがあたってしまったが刃先は向けていない」と主張しました。

この裁判員裁判の論告求刑公判はあさって(30日)開かれ、判決は来月(6月)4日に言い渡されます。