羽衣国際大学わかやまサテライト市民講座(写真付)

2018年05月29日 19時36分 ニュース, 社会

羽衣国際大学わかやまサテライトが主催する今年度の市民講座が、きょう(29日)から和歌山市で始まりました。

講演するにしゃんた教授

これは、大阪・堺市にキャンパスがある羽衣国際大学の授業を、広く一般の人にも体験してもらおうと、大学が毎年開いているもので、ことしで14回目です。

きょう午後2時から和歌山市美園町の「羽衣国際大学わかやまサテライト」で開かれた市民講座では、スリランカ出身で現代社会学部・放送メディア映像学科のにしゃんた教授が「移民受け入れ国・日本の多文化共生」と題して講演しました。

にしゃんた教授は、「日本は、先進国の中で4番目に多い年間およそ40万人の移民を受け入れているものの国民にあまり知られていない『隠れ移民国』だ」と指摘し、「過渡期を迎えている日本は移民や多様な文化について学んで成長する良い機会だ」と話しました。また、「今後、移民がますます増えると見た目や話す言葉だけでは日本人かどうか判断できなくなる。マイナスに捉えるのではなく様々な生き方を合わせた掛け算の発想で多文化共生を考えてほしい」と訴えました。

和歌山市に住む67歳の主婦の女性は「にしゃんたさんの視点だからこその話が面白かったです。和歌山は講義を聴ける機会が少ないのでこのような場がもっと増えてほしい」と話していました。

この市民講座は、テーマを変えて、来月(6月)8日と15日、それに25日にも開かれます。受講希望の問い合わせ先は、羽衣国際大学わかやまサテライト、電話073―424―7000です。