津本陽さん死去・仁坂知事「和歌山が生んだ大作家」尾花市長「会えず残念」

2018年05月29日 19時41分 ニュース, 社会

和歌山市出身の直木賞作家・津本陽(つもと・よう)さんが亡くなったことについて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「私が尊敬する和歌山が生んだ大作家だった」と述べ、追悼の意を表しました。

仁坂知事は、けさ(29日)の定例記者会見で津本さんとの思い出について質問され、以前、県の情報誌「和(なごみ)」で対談したときに「津本さんは、南方熊楠(みなかた・くまぐす)や、濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)、陸奥宗光(むつ・むねみつ)、武蔵坊弁慶(むさしぼう・べんけい)などを例に挙げて、紀州人の気質について語って下さったことが一番の思い出です。『下天(げてん)は夢か』を読んで、織田信長の認識が変わって面白かった」と話していました。

 

和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、談話を発表し、「直木賞を受賞された小説「深重の海」は、今から40年前、私が学生で東京にいた時、自然の雄大さと人間の非力さを思い起こさせてくれた感動の作品で、今も忘れられません」とした上で、「平成8年度の和歌山市文化賞を受賞した津本先生にお目にかかれず残念でなりません」とコメントしました。