津本陽さん偲ぶ特設コーナー、和歌山市民図書館で(写真付)

2018年05月30日 19時40分 ニュース, 社会

今月(5月)26日、89歳で亡くなった和歌山市出身の直木賞作家、津本陽(つもと・よう)さんを偲び、和歌山市民図書館では、きょう(30日)から津本さんの作品を集めた特設コーナーを設置しています。

市民図書館に設置された特設コーナー

数多くの歴史小説を遺した和歌山市出身の作家、津本陽さんは、今月26日、誤嚥性肺炎のため89歳で亡くなりました。

和歌山市湊本町の市民図書館では、おととい(28日)、津本さんの訃報にふれ、きのう図書館に所蔵されている津本さんの作品を集めて準備を進めたということで、きょうは早速、本の予約に関する問い合わせが数件あったということです。

市民図書館1階、受付カウンター前に設置された特設コーナーには、和歌山で捕鯨に携わる漁師を描き直木賞を受賞した「深重(じんじゅう)の海」をはじめ、織田信長が主人公のベストセラー「下天(げてん)は夢か」、それに、豊臣秀吉の波瀾に満ちた生涯を描き吉川英治(よしかわ・えいじ)文学賞を受賞した「夢のまた夢」など津本さんが遺した作品およそ170冊が並んでいます。

また、津本さんの経歴も添えられていて、市民図書館・サービス班の前口和也(まえぐち・かずや)班長は「和歌山の郷土作家について知ってもらい、これまで作品を手に取ったことがなかった人にも読んでもらいたい」と話していました。

和歌山市民図書館では7月17日まで特設コーナーを設置しています。