和歌山市の濁水、安全確認・ほぼ終息

2018年05月30日 19時40分 ニュース, 社会

和歌山市南部地域で、28日の夜から水道の水が濁る被害が出ていましたが、和歌山市企業局は、きょう(30日)昼すぎ、水質検査で水道水の安全が確認され、濁りはほぼ終息したことを発表しました。

和歌山市ではおとといの夜から、南部の9つの地区で水道の水が濁り、およそ3万5000世帯の8万2000人に影響が出ました。原因は、浄水場から配水池へ水を送る際、委託業者が遠隔操作を誤り、通常のおよそ3倍の水を入れたことで配水池の底の堆積物が巻き上げられたためで、和歌山市企業局はきのう記者会見を開いて謝罪しました。

市は、配水管の排水やマンションなどの受水槽の水を入れ替えるなどしたあと、地区内19か所で水質検査を行って安全を確認し、きょう(30日)昼すぎ、濁りはほぼ終息したと発表しました。水道水は飲んでも問題はありませんが「水を出して濁りがないことを確認してから使ってほしい」と呼びかけています。

地区内にある8つの小学校ではきのうに続いてきょうも給食を中止しました。また和歌山市西浜の県立星林高校ではきのう、生徒に500ミリリットル入りの水が1本ずつ、またクラスに2リットルの水が3本ずつそれぞれ配られ、保護者には「当分は高校の食堂を利用せず家庭から弁当と水を持参するよう」メールで連絡があったということです。

和歌山市水道局には、おとといの夜からおよそ1800件以上の苦情が殺到し、職員は夜を徹して対応に追われたということです。