きのくにサイエンスラボで液体窒素の実験(写真付)

2018年06月02日 20時08分 ニュース, 社会

科学を身近に感じてもらう実験教室「きのくにサイエンスラボ」がきょう(2日)和歌山市で開かれ、子どもたちが液体窒素の実験に挑戦し.ました。

液体窒素に花を入れると…?

「きのくにサイエンスラボ」は、小中学校や高校、大学を退職した物理や化学を得意とする元教員らがボランティアで開いているもので、きょうは今年度はじめての開催となりました。

きょう午前、和歌山市三沢町の中央コミュニティセンターで開かれた実験教室には、小学4年生から6年生までのおよそ20人が参加しました。はじめに、講師の貴志年秀(きし・としひで)さん61歳が液体窒素の温度は北極の気温やドライアイスよりもはるかに低いマイナス196度であることを紹介し、実験では、ビーカーに入れた液体窒素の中にゴムボールやティッシュ、輪ゴムなどを入れたあと再び空気中に戻して変化を観察しました。

貴志さんが解説

実験で、膨らませた風船を液体窒素に入れると空気の体積が減ってあっという間に縮み、再び出すと元の大きさに戻ったほか、花や葉っぱを入れると繊維が凍って手で潰すと粉々になり、子どもたちは驚いた様子で見つめていました。また、液体窒素に入れて凍らせたバナナを使って釘を打つ実験にも一人ずつ挑戦し、科学の不思議を体験していました。

凍ったバナナで釘打ち

理科が好きという和歌山市立雑賀小学校6年生の男の子は「液体窒素を使うとどうなるのか具体的に知ることができて良かったです。花がクシャクシャになってびっくりしました」と話していました。市立四箇郷北小学校の校長を退職し、この春から和歌山大学教職大学院で客員教授を務める貴志さんは「自然の中の不思議なことを体験して仕組みを追及し、科学の面白さを知ってほしい」と話していました。

「きのくにサイエンスラボ」では、今年度10回程度のイベントを予定していて、次回は、今月(6月)30日に海南市船尾の県立自然博物館で電気にまつわる実験教室が開かれます。