「ブロッサムリーダーズ」非行少年の立ち直りを大学生が支援

2018年06月03日 18時52分 ニュース, 社会

和歌山県警察本部の本部長から委嘱された大学生による非行少年の立ち直り支援活動が、今年度(2018年度)も行われています。

県警は、非行少年や保護者の立ち直りを支援しようと、2010年7月に県内の大学生によるサポーターグループ「ブロッサムリーダーズ」を発足させ、農業体験や畜産体験、清掃活動などを通じて居場所づくりを行うことで、非行少年や保護者の立ち直りを支援しています。これまでに200人あまりの少年が参加し、ことし(2018年)も10数人が参加しています。

また、リーダーズに委嘱された大学生も200人あまりにのぼり、来月(7月)には、和歌山大学から6人、近畿大学生物理工学部から44人が新たに委嘱されます。

ことしは、先月(5月)のサツマイモの苗植え体験から、すでに支援活動が始まり、今後もウミガメの産卵場所での清掃や、牛のエサやり、化石の発掘体験などを行う予定です。

県警によりますと、少年たちの中には、年齢が近い大学生とのコミュニケーションを通じて次第に心を開き、大学受験など進学に意欲を持つ人が現れる一方、大学生にとっても、一所懸命体験に取組む少年たちに安心感を与える存在となることが自信をもたらすなど、互いの成長につながっているということで「全国47都道府県にも広がるこの取り組みを通じて、非行少年を生まない社会づくりを進めたい」と話しています。