田辺市の強盗致傷事件、被告に懲役5年実刑判決

2018年06月04日 19時01分 ニュース, 事件・事故・裁判

去年(2017年)11月、田辺市の住宅で、当時84歳の女性にナイフを見せて脅し、けがをさせて現金を奪ったとして、強盗致傷などの罪に問われた男の裁判員裁判で、和歌山地方裁判所はきょう(4日)被告の男に、懲役6年の求刑に対し懲役5年の実刑判決を言い渡しました。

強盗致傷と銃刀法違反の罪に問われたのは、田辺市中辺路町の無職、冨田英夫(とみた・ひでお)被告53歳です。

判決によりますと冨田被告は、去年11月2日の正午ごろ田辺市湊の住宅で、この家に住む当時84歳の女性に、折りたたみ式ナイフを見せて脅し、手などにけがをさせて現金10万円を奪いました。

判決公判で武田正(たけだ・ただし)裁判長は「父親や妹に借金の返済をせまられ、相談せずに犯行に及んだことは安易で、被害者に精神的な影響が残っている」と指摘し「被害者がけがをしたのは、強く抵抗してもみ合いになったためで、被告に被害者を傷つける意図はなく、反省している」と述べ、懲役6年の求刑に対し懲役5年の実刑判決を言い渡しました。