和大図書館で「蔵書リユース市」(写真付)

2018年06月08日 19時33分 ニュース, 社会

古くなったり貸し出し回数が減るなどした図書館の蔵書を1冊100円で販売する「蔵書リユース市」が、きょう(8日)和歌山市栄谷の和歌山大学図書館で開かれました。

和歌山大学図書館には、現在およそ73万冊の蔵書がありますが、毎年新たな本が加わるため蔵書スペースを確保しようと、古くなったり同じものが複数ある本などを整理して3年前(2015年)から毎年「リユース市」を開いています。

きょうは図書館の入り口横に設けられた特設会場に歴史や文学、芸術、宗教などの分野ごとに専門書や辞書などおよそ1万冊が並べられ、1冊100円で販売されました。きょう午前10時のオープンを前に、図書館前には学生や市民ら数十人が列を作り、オープンと同時に気になる本を手に取っては次々と買い求めていました。

文学書など20冊を購入した市内の専門学校に務める58歳の男性は「大学の図書館は学術的で上質な本が多くありがたい。今回も良い出会いがありました」と話していました。

和歌山大学図書館の渡部幹雄(わたなべ・みきお)館長は「図書館では一旦役目を終えた本たちですが、新しい嫁ぎ先というつもりで大切に使ってもらえると嬉しい」と話していました。