真言宗寺巡る訴訟終結 高野山と前住職・名古屋

2018年06月11日 18時53分 ニュース, 社会

名古屋市にある高野山真言宗の別格本山・八事山興正寺(やごとさんこうしょうじ)が所有していた土地売却に絡み、高野山側と罷免された前の住職が互いに起こした民事訴訟を取り下げ、すべての訴訟が終結したことがきょう(6/11)、わかりました。

前の住職は、在任中の2012年、高野山の許可を得ずに寺の所有地およそ6万6千平方メートルを学校法人におよそ138億円で売却し、高野山側は、2014年1月に前住職を罷免しました。これに対し、前住職は、罷免は無効として提訴し、高野山側も寺の明け渡しを求め争っていました。

前住職は、今年5月21日に寺を退去し、これを受け記者会見した高野山側は、前住職から「これ以上、壇信徒に迷惑をかけることは本意ではないので退去したい」と申し出があり、双方が訴訟を取り下げることで合意したと明らかにしていました。