路上で倒れた高齢男性を救命、2人に感謝状(写真付)

2018年06月15日 20時40分 ニュース, 社会, 防災

和歌山市の路上で倒れた高齢男性に救命措置を施し、尊い命を救ったとして、男性2人に、きょう(15日)、和歌山市消防局から感謝状が贈られました。

感謝状を受ける西川さん

感謝状を受けたのは、和歌山市吉礼の無職、西川保(にしかわ・たもつ)さん66歳と、紀の川市桃山町の学生、徳野誠(とくの・まこと)さん19歳の2人です。きょう午後、和歌山市消防局で感謝状の贈呈式が行われ、吉野楠哉(よしの・くすや)副局長から出席した西川さんに感謝状が贈られました。

和歌山市消防局によりますと、先月(5月)5日の午後7時、和歌山市太田の市道で、71歳の男性が倒れているのを自転車で帰宅途中だった徳野さんが発見して消防に通報し、徳野さんから依頼を受けた別の男性が心肺蘇生法ができる人を探して近くの福祉施設を訪れたところ施設で食事をしていた西川さんが駆け付けました。

西川さんは男性が呼吸をしていなかったため救急車が到着するまでのおよそ7分間、男性に胸骨圧迫を施し続けました。男性は、搬送先の病院で心肺機能の再開が確認され、一命を取り留めたものの、現在も意識不明のまま入院しているということです。

西川さんは以前、市内の化学製品会社の「安全防災部」に勤めていた関係で、和歌山市消防局が主催する救命講習を3回受講したことがあったということです。

吉野副局長は「迅速な応急措置が心肺機能の再開に繋がった。救命への思いが熱い方で、救命の連鎖に繋がった」と感謝を述べていました。西川さんは「救急車が来るまで夢中でした。自力での呼吸が戻ったことは良かったです。若い人にも救命講習を受けてもらえるよう地元でも取り組みたい」と話していました。