県内へのクルーズ客船寄港、過去最高に

2018年06月17日 18時37分 ニュース, 経済

今年度、和歌山県内に寄港するクルーズ客船は20隻の予定で、過去最高となりそうです。

クルーズ客船は豪華客船ともいわれ、宿泊設備はもちろん、レストランやバー、フィットネスクラブやプールなどの設備のほか、医師・看護師などを含むサービス要員も乗船する長期間の船旅が楽しめるようになっている大型船のことです。

20隻の寄港先は、新宮市の新宮港が17隻と8割以上を占め、美しい自然や世界遺産・熊野三山(くまのさんざん)などの人気の高さがうかがえます。ほかは、和歌山市の和歌山下津港に2隻、御坊市の日高港に1隻となっています。県によりますと、これまでのクルーズ客船の県内への入港実績は、昨年度(2017年度)が16隻で、2016年度と2013年度が13隻となっています。

新宮市では、観光地などとしての人気の高さの他に、近隣市町村とともに、港に物産販売所を開設したり、市が中心になって、メンバーを募集し、寄港するクルーズ客船を送迎する「新宮港梛(なぎ)の木見送り隊」を結成、歓迎イベントの盛り上げに一役買い、訪問客にも好評となっています。

クルーズ客船での旅行は、3か月以上をかけての世界一周から1週間以内の国内旅まで、プランは様々ですが、定員が500人や1000人を越えるものも多いため、寄港による経済効果は大きく、観光地としての知名度アップにもつながります。このため、県では、去年(2017年)、「クルーズ振興協議会」を発足させて誘致活動を展開するとともに、ホームページなどを通じた情報発信も行って、地元とともに、歓迎ムードアップを図っています。