大阪の地震受け和歌山市教委がブロック塀の点検始める(写真付)

2018年06月19日 19時38分 ニュース, 社会, 防災

きのう(18日)大阪府北部で震源6弱を観測した地震により高槻(たかつき)市内の小学校のブロック塀が倒れ、4年生で9歳の女子児童が死亡した事態を受け、和歌山市教育委員会は、きょう(19日)から市内の公立学校の施設や通学路に危険な箇所が無いか、点検を始めました。

プールのブロック塀を点検する職員ら(6月19日和歌山市立松江小)

これは、きのうの地震によるブロック塀での死亡事故を受け、小・中学校や幼・保育園、高校、義務教育学校のあわせて81校の公立学校のうち、施設内にブロック塀がある71校を対象に、きょうから順次点検を行っているものです。

ブロックのヒビにライトを当てる職員

このうち、きょう午後1時半から、和歌山市立松江(まつえ)小学校で行われた点検では、市の教育委員会の教育施設課の職員らが、屋外プールや学校の外周を囲むブロック塀にメジャーや分度器をあてて高さや傾きを測ったり、ブロックを拳で叩いて、ぐらつきが無いかなどを調べていました。

教育施設課では、職員2人1組・7つの班を作って、きょうから順次、71校の点検を行っていて、特に危険な異常が見つかった場合は、和歌山県教育委員会にも報告して、適切な修繕方法や予算措置などを検討します。

原田勝誠(はらだ・かつせい)課長は「学校は児童生徒のためのものであり、災害時の避難場所でもあるので、きのうの大阪のような事態が起きないよう、少しでも早く対策を取れれば」と話しています。

和歌山県教育委員会は、きのう、県内30市町村の教育委員会に対し、学校施設や通学路に異常が見つかった場合、速やかに報告するよう求めています。