和大附属小・中学校で直下型地震想定の避難訓練(写真付)

2018年06月25日 20時03分 ニュース, 社会, 防災

和歌山大学教育学部附属の小・中学校で、きょう(25日)午後、直下型の大地震を想定した避難訓練が行われ、全校児童と生徒あわせておよそ900人あまりが参加しました。

運動場に避難した児童ら(6月25日・和大教育学部附属小)

訓練は、和歌山市で直下型の大地震が発生したという想定で行われ、午後2時ごろ、校内放送で緊急地震速報が小・中学校で一斉に放送されると、児童や生徒は机の下に身を隠して安全を確保し、担任の指示で、順次、小中に分かれて校庭の運動場へ避難しました。

児童らは「もっと早く身を隠せたらよかった。先週の大阪の地震で小学生が亡くなり悲しかった」などと話していました。

児童を迎えに来た保護者ら

続いて小学校では保護者による引き取り訓練が行われ、午後2時40分に、学校から保護者へ児童を引き取るよう指示する電子メールが一斉に送信されると、保護者が次々と自分の子どもの教室を訪れ、それぞれ帰宅しました。

3年生の母親は「大阪の地震のあと、通学路の安全をより意識するようになった」と話した一方で、2年生の孫を迎えに来た祖母は「地震の時は最も安全な学校で保護してもらえないのか。迎えに来る途中も危険はあると思う」と話していました。

和歌山大学教育学部附属小学校の中井章博(なかい・あきひろ)副校長は「防災委員の児童から『バスや電車で通学途中に被災したら』という対処方法が発表されるなど、やはり大阪地震の直後とあって、かなり意識が高まっていることを感じた。今後の防災教育のバージョンアップも考えていくことになると思う」と話していました。