山口組系組長宅にトラック 通学路近く不安の声(写真付)

2018年06月28日 19時50分 事件・事故・裁判, 政治

きょう(28日)未明、和歌山市で暴力団組長の自宅にトラックが突っ込み、警察は指定暴力団山口組の分裂を巡る抗争の可能性もあるとみて調べています。

トラックが突っ込んだ跡が残る(和歌山市楠本)

 

きょう(28日)午前3時過ぎ、和歌山市楠本の山口組系直系団体「倉本組」の59歳の組長宅にトラックが突っ込み、壁の一部が壊れました。ケガ人はいませんでした。

警察によりますと、この家は3階建てで、1階の玄関近くに2トントラックがバックで突っ込み、アーチ型の車止めが変型したり、壁の一部が破損したりしました。

トラックの運転手は逃げていて、鍵は車内に残され、荷台には何もありませんでした。

防犯システムの作動を受けて警備会社が110番通報したもので、警察は、付近の警戒を強化するとともに、山口組分裂を巡る抗争の可能性もあるとみて、建造物損壊の疑いで調べています。

現場の前では警察車両が警戒

ところで、現場となった住宅の近くには、幼稚園や小学校があり、きょう夕方の帰宅時間には、和歌山市教育委員会や小学校の教職員が出て帰宅する児童に途中まで付き添うなど通学路を見守りました。

このうち、和歌山市立川永(かわなが)小学校では、児童の保護者にメールを配信し、けさの事案を報告した上で、可能な限り、帰宅する子どもを通学路の途中まで出迎えてくれるよう協力を求めました。

和歌山市教育委員会の職員から、子どもの付き添いを引き継いだ母親は、「トラックが突っ込んだと聞いて驚きました。近くには、小学校だけでなく、幼稚園や保育所もあるので、とてもこわいです」と話していました。

川永小学校では、あすの朝も教職員が臨時に通学路に立って、子どもの登校を見守ることにしています。