第8回和歌山家具手加工一級技能士創作作品展(写真付)

2018年08月18日 19時32分 ニュース, 社会

和歌山県内の「家具手加工一級技能士」が釘やネジを使わずに手作りした家具の作品展が和歌山市本町2丁目のフォルテワジマで始まり、きょう(18日)オープニングセレモニーが行われました。

きょう午前9時半から行われたセレモニーでは、はじめに、県洋家具商工業協同組合の岡本弘(おかもと・ひろし)会長が「職人の個性を見てもらうだけでなく、伝統的な木工技術を後進に伝える場としての重要性が高まっています。ぜひじっくり見てもらいたい」と挨拶し、関係者がテープカットして開幕を祝いました。

開会式でテープカット

作品展では、県内の家具手加工一級技能士ら6人が制作した長椅子や食器棚、サイドテーブルなどの作品9点が展示されています。作品はいずれも、釘やネジなどを極力使わず「ホゾ組み」や「蟻組」、「四方十字組手」といった、板に掘った凹凸を組み合わせる伝統工法が用いられています。

木の凹凸を組み合わせる伝統工法

ことし(2018年)黄綬褒章を受章した和歌山市の家具職人、和中健(わなか・たけし)さん49歳もベンチとローテーブルを出品し、「伝統の技法により接合部分が馴染みやすく、木が変化して起こる割れや反りを防ぐことができ、長く使うことができます。仕事の減少で職人も減っているので、ぜひこの機会に作品を見てもらえれば」と話していました。

「第8回和歌山家具手加工一級技能士創作作品展」は、今月(8月)24日まで和歌山市本町2丁目のフォルテワジマ4階イベント会場で開かれています。開館時間は午前10時から午後6時までで、入場は無料です。

また、あす(19日)は、プロの家具職人とベニヤ板で壁飾りを作る無料の体験会が随時開かれるほか、午後1時からと午後3時からは、小学生対象の木工教室が開かれます。