災害時のドローン活用、有田署と早和果樹園が協定(写真付)

2018年09月06日 19時13分 ニュース, 防災

災害時の情報収集に、民間の無人航空機「ドローン」を活用しようと、有田警察署とドローンを所有している有田市の「早和果樹園」が協力することになり、きょう(6日)協定の調印式が行われました。

協定書を交わす(左から)上田署長と秋竹社長

きょう午前、有田警察署で行われた協定の締結式で、上田昌弘(うえだ・まさひろ)署長と早和果樹園の秋竹俊伸(あきたけ・としのぶ)代表取締役社長が協定書に調印しました。

有田みかんの生産や加工を行っている早和果樹園では、農園の状況を空から確認しようとおととし(2016年)10月に小型ドローン1機を導入し現在、従業員8人が操縦の方法を習得しています。小型ドローンは、1つのバッテリーで25分程度飛行でき、最大で高さ150メートルから撮影した映像を地上のモニターで確認することができます。

デモフライトの様子

ドローンが撮影する映像をモニターで確認

今後は、災害時などに警察がドローンの出動を要請し、人の立ち入りが困難な場所の状況把握に役立てるということです。

早和果樹園の秋竹社長は「普段は、人が立ち入りづらい箇所のみかんの葉の色や病害虫の有無など、みかんの木の状態管理に役立てています。会社をやっている以上、地元に協力することが大切だと思っているので、一刻一秒を争う災害時に役に立てれば」と話していました。

有田警察署の上田署長は「どこへ助けに行けば良いか分からない場合に、空から、広域的かつ安全に的確な情報を得ることができ、それをもとに人命救助ができる。映像がかなり鮮明なので、大きな戦力として期待したい」と話していました。