【台風21号】長期停電・仁坂知事「紀伊半島大水害時の活動を過信」

2018年09月19日 19時15分 ニュース, 政治, 社会, 経済, 防災

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、台風21号で県内の停電が長期化した事について「紀伊半島大水害の時の活動を過信していた」と対応の遅れを反省し、今後は、早期に対応できるよう、関西電力との連携を強化する考えを示しました。

これは、きょう(19日)開かれた9月定例県議会の本会議で、自民党県議団の花田健吉(はなだ・けんきち)議員の一般質問に仁坂知事が答弁したものです。

台風21号の暴風で、県内では高圧電線の断線や電柱の倒壊が多数発生し、県は、関西電力の対応が追いつかないカ所での復旧工事を臨時に支援しましたが、紀美野町(きみのちょう)や有田川町(ありだがわちょう)など山間部を中心に、復旧までに最長で2週間かかる事態になりました。

仁坂知事は「停電が関西全域におよび、関西電力の指示系統の混乱などで県の復旧工事の支援が遅れてしまった。紀伊半島大水害の時は、多くの業者があっという間に工事を完成させたが、今回は過信してしまい、申し訳無い」と陳謝しました。

今後の対応について仁坂知事は「倒木処理や斜面の工事など関西電力の不得意な分野がわかり、今後は県にすぐ支援を求めるよう伝えた」と述べ、今回のような支援を常設化する考えを示しました。

きょうは、このほか、自民党県議団の谷洋一(たに・よういち)議員が強い漁業者と新たな担い手の育成などについて、自民党県議団の鈴木太雄(すずき・たいゆう)議員が台風で浸水被害を受けた田辺市本宮町(ほんぐうちょう)・川湯地区などの対策などについて、それに、改新クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)議員が台風21号で被災した企業への緊急支援などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

和歌山放送ラジオでは、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。