紀州犬とふれあい、和歌山公園動物園でスタート(写真付)

2018年10月06日 19時30分 ニュース, 社会

和歌山市の和歌山公園動物園で、国の天然記念物に指定されている「紀州犬(きしゅういぬ)」と触れ合える体験イベントが始まりました。

(左から)「皐月」と「絢芽」

紀州犬は、熊野地方原産とされる中型の日本犬で、1934年に、「秋田犬(あきたいぬ)」や「甲斐犬(かいけん)」に次いで国の天然記念物に指定されました。飼い主に忠実・勇敢で、かつては家庭の番犬として人気でしたが、現在は数が減り、保存と継承が課題となっています。和歌山公園動物園には、ことし(2018年)7月、和歌山市の「天然記念物紀州犬保存会」から5月に生まれたメスの紀州犬2匹が寄贈され、「絢芽(あやめ)」と「皐月(さつき)」と名付けられました。

上手に「おすわり」

生後4か月の「絢芽」と「皐月」は、園内に設けられた触れ合いスペースで集まった人たちに駆け寄って手を舐めたり、飼育員からエサをもらおうと覚えたばかりの「おすわり」を披露したりしていました。訪れた人たちは、「かわいい」「よしよし」と声を掛けながら真っ白な体をなでて触れ合いを楽しんでいました。和歌山市の77歳の女性は「力強く、誰にでも愛想よくしてくれて嬉しかった。また会いに来たい」と話していました。

紀州犬と触れ合える時間は、午前10時45分からと、午後2時から、それに午後4時15分からのそれぞれ15分間です。休園日の火曜日を除く平日に開催され、雨天の場合は中止されます。

また和歌山公園動物園では、年内に常設展示ができるよう、現在、園内に紀州犬専用の飼育スペースを整備中だということです。