小学校で不審者対応訓練(写真付)

2018年10月09日 20時05分 ニュース, 事件・事故・裁判

小学校に不審者が侵入したという想定の訓練が、きょう(9日)和歌山市の小学校で行われました。

きょう午後、和歌山市吹上の和歌山大学教育学部附属小学校で行われた訓練には、1年生から6年生までの全校児童と教職員、それに、和歌山西警察署の警察官あわせておよそ630人が参加しました。

訓練は、授業中の教室に不審者が侵入したという想定で行われましたが、どの教室に侵入するかは予告されず、不審者役の警察官が刃物を持って6年生の教室に現れると、児童から大きな悲鳴が上がりました。担任の教諭が、教室のドアを施錠するとともに教室に設置された電話で校内に一斉に危険を知らせ、刺又(さすまた)を持って駆け付けた男性教諭らが廊下で男を取り押さえ、警察に引き渡しました。

訓練で不審者が侵入したクラスの担任、平井千恵(ひらい・ちえ)教諭は「訓練と分かっていても、とっさに判断することの難しさを感じました。避難経路などについて児童と話し合いたい」と話していました。和大附属小学校では、2001年に大阪・池田市の小学校で起きた無差別殺傷事件以来、毎年、この訓練を行っているということで、中井章博(なかい・あきひろ)副校長は「訓練を通して、安全管理のマニュアルを見直す機会をつくり、危機感を持ち続けたい」と話していました。

また、和歌山西警察署・生活安全課の西浦昌宏(にしうら・まさひろ)巡査部長は「不審者の情報が多い中で、子どもの安全を第一に考え今後も訓練を重ねてほしい」と話していました。訓練のあと学校では、訓練の様子を撮影したビデオを見直して対応を振り返るということです。