西行法師生誕900年記念特別展・13日から開催

2018年10月12日 15時12分 ニュース, 社会

和歌山県出身で平安末期の歌人・西行法師(さいぎょうほうし)の生誕900年を記念した全国初の特別展が、今月(10月)13日から和歌山県立博物館で開かれます。

西行法師は、今から900年前、平安時代の元永(げんえい)元年・1118年、現在の紀の川市で生まれたとされ、京の御所を警備する「北面武士(ほくめんのぶし)」を務めましたが、23歳で出家し西行と名乗って、高野山をはじめとする全国の寺を巡りながら多くの和歌をのこし、文治(ぶんじ)6年・1190年、大阪府河南町(かなんちょう)の弘川寺(ひろかわでら)で73歳で亡くなりました。

県立博物館は、生誕900年の節目を記念して、西行学会との共催で特別展を企画し、高野山・金剛峯寺(こんごうぶじ)が所蔵する国宝の「僧円位書状(そうえんいしょじょう)」や、文化庁などが所蔵する重要文化財の「西行物語絵巻」など、全国からゆかりの文化財を一堂に集めて、西行の足跡を広く発信します。

期間中、記念講演会やシンポジウムを開いたり、特別展の図録を刊行するなど、関連する行事も企画されています。

県立博物館では「和歌山生まれの西行を文化資源として全国に発信したい」と話しています。特別展「西行―紀州に生まれ、紀州をめぐる―」は、今月13日から来月25日まで、和歌山市吹上(ふきあげ)の和歌山県立博物館で開かれます。

なお今月28日までの前期と、今月30日からの後期では、それぞれ展示内容を変えて開かれます。

入館料は一般1000円、大学生800円で、高校生以下と65歳以上、それに県内に在学中の外国人留学生は無料です。