県議会・県の平成29年度歳入歳出決算を不認定(写真付)

2018年10月19日 19時40分 ニュース, 政治

和歌山県議会の決算特別委員会が、きょう(19日)開かれ、昨年度(2017年度)の県の歳入歳出決算について、採決の結果、委員全員が反対し、不認定となりました。県の歳入歳出決算が不認定となったのは、1998年2月定例会以来、20年ぶり3回目です。

採決のもよう(10月19日・和歌山県庁北別館)

決算特別委員会は、おととい(17日)からきょうまでの3日間開かれ、昨年度の県の決算の概要について、当局側が部局別に委員に説明し、認定を求めていました。

ところが、県土整備部から、有田(ありだ)振興局が2016年度から昨年度にかけて発注した管内の漁港の整備工事2件について、工事がほとんど終わっていないにもかかわらず、請負代金あわせておよそ5500万円を業者に支払っていたことが報告され、委員から抗議の声が上がっていました。

きょうは採決が行われ、委員全員が認定に反対し、昨年度の歳入歳出決算は不認定となりました。

決算不認定を受け頭を下げる田村総務部長

これを受け、県の田村一郎(たむら・いちろう)総務部長は「不認定の採決を厳粛に受け止めている。県土整備部の不適切な支出の事案については、調査結果がまとまり次第改めて報告する」と述べました。

県では、決算不認定の結果を、12月定例県議会に報告するほか、必要な措置を検討しています。