「作陶五十年 七代 加藤幸兵衛展」近鉄百貨店で開幕(写真付)

2018年10月31日 20時53分 ニュース, 社会

中東・ペルシャの伝統技法「ラスター彩(さい)」を継承する、美濃(みの)の「幸兵衛窯(こうべえがま)」七代当主・加藤幸兵衛(かとう・こうべえ)さんの陶芸作品展が、きょう(31日)から、和歌山市の近鉄百貨店和歌山店で開かれています。

「ラスター彩姑姫文鳳首瓶」(※許可を得て撮影しています・10月31日・和歌山市友田町)

光沢が美しい陶器類(※許可を得て撮影しています)

七代・加藤幸兵衛さんは、人間国宝の父、故・加藤卓男(かとう・たくお)が現代に復活させたラスター彩の技術を受け継ぐとともに、正倉院三彩(しょうそういんさんさい)の復元で用いた技術なども陶芸作品に活かし続けていて、2013年には多治見市(たじみし)無形文化財に認定されたほか、2014年には外務大臣表彰、おととし(2018年)は文化庁の地域文化功労者表彰を受賞しています。

三彩の技法で作られた水差し(※許可を得て撮影しています)

近鉄百貨店和歌山店で加藤さんの個展が開かれるのは2012年以来、6年ぶり2回目で、今回は、金属のような光沢をたたえる翡翠色(ひすいいろ)や赤銅色(しゃくどういろ)などのグラデーションが美しい大皿や香炉(こうろ)、水差し、壺などの作品を展示しています。

期間中、11月2日から4日の3日間、加藤さんが来場し、作品や技法の説明をします。

ラスター彩の大皿(※許可を得て撮影しています)

「作陶五十年 七代 加藤幸兵衛展」は、11月6日まで、和歌山市の近鉄百貨店和歌山店5階画廊で開かれます。開館時間は午前10時から午後7時まで、最終日は午後5時までです。