「世界津波の日」前に地震・津波避難訓練(写真付)

2018年11月01日 21時04分 ニュース, 防災

11月5日の「世界津波の日」を前に、きょう(11月1日)和歌山県内の小・中学校で、一斉に地震・津波避難訓練が行われました。

机の下に身を隠す児童ら(※訓練・11月1日・和歌山市立浜宮小)

気象庁が、きょう全国一斉の緊急地震速報伝達訓練を行うのに合わせて行われたものです。

訓練は、南海トラフ巨大地震が発生し、和歌山県沿岸に大津波警報が出されたという想定で児童や教諭が周辺の高台や、校舎の3階以上などへ避難しました。

このうち、和歌山市立浜宮(はまのみや)小学校では、午前10時、緊急地震速報が放送されたのを合図に、児童らが教室の自分の机の下に速やかに身を隠し、机の脚を持って、揺れが収まるのを待ちました。

校庭に避難する児童ら(※訓練)

続いて、担任の教諭の引率でいったん校庭に避難し、点呼を行い安全を確認したあと、今度は、高さおよそ16mの校舎の4階に全員で駆け上がり、訓練は終了しました。

訓練の間、児童らは校庭や4階に移動する間、無言の状態を保ち、教諭からの指示に耳をそばだてていました。

訓練終了後、伊勢真朝美(いせ・まさみ)校長が校内放送で講評し「校庭に避難する時間は3分55秒、校庭から4階までの避難は6分25秒でした。きょうは学校内での想定でしたが、家や友達の家にいる時や、子どもだけでいる時はどうしたらいいか、家族と普段からよく話し合って下さい」と児童に呼びかけました。

校舎の4階に駆け上がる児童ら(※訓練)

児童らは「訓練では上手に逃げられたけど、本物の地震の時に出来るか心配です」「きょうの訓練では喋ってしまった時間もあったので気をつけたい」などと話していました。

伊勢校長は「以前の訓練では、学校周辺の山に避難しましたが、川の津波の遡上や民家の倒壊などで避難路がふさがれる事態も想定されるので、 コミュニティ・スクールなどで地域の住民などとも協議をしながら、より安全な避難の方法を考えたい」と話しています。